小児の口腔は、乳歯の萌出と脱落、永久歯の萌出、歯の交換という生理的変化が常に起こっており、ホルモンの変化により歯周疾患が起こりやすいなど、歯周組織にも注目すべき変化が生じます。
また、低ホスファターゼ症などの必ず知っておかなければならない疾患についても確かな知識が必要です。
そして小児の軟組織疾患についても、その原因と対応に関する知識を今一度、整理していきましょう。
主な講義内容
鶴見大学歯学部小児歯科学講座 講師。同大学卒業後、現職。小児歯科学会優秀発表賞 受賞(演題:上顎前歯部における埋伏過剰歯摘出後の歯列の発育に関する臨床統計的観察) 。著書に「小児歯科学基礎・臨床実習」など。