歯肉の形態を整え、審美性や清掃性を高める目的で行われる歯周形成外科。根面被覆術やブリッジの下のポンティック部やインプラントの軟組織の増大なども含まれます。
歯肉退縮は日常臨床で毎日目にすると思いますが、根面被覆術を行うためにメスを入れるも、適応症を間違えると逆に悪化させてしまうこともあります。
根面被覆においては術式のバリエーションも多く、それぞれメリット・デメリットの理解も欠かせません。
今回は歯周形成外科の中でもメジャーであり、有用なCTG(結合組織移植術)について身につけておきませんか?
このセミナーでは、根面被覆術や軟組織の増大におけるCTGを中心とした歯周形成外科の基本テクニックについて、CO2レーザーを用いて安心安全に結合組織を採取する方法や、根面被覆術において補綴やレジン充填によりCEJがわからない時の対応、矯正に伴う歯肉退縮へのアプローチ、ディスカラーレーションへのアプローチ、インプラント周囲のフェノタイプの改善など、最新の知見に至るまでを SBCの講師であり、日本歯周病学会認定医である宮地 栄介先生に解説していただきます。
基本テクニックを押さえ、確実な結果を得られる処置をしていきましょう。