麻酔が効かない場面は、術者にとっても患者さんにとっても負担になります。
本講義では、効きにくさの原因を整理し、対応の選択肢を広げます。
浸潤麻酔と伝達麻酔の使い分け、刺入点と注入する層の考え方、薬剤の選択と量を扱います。
炎症が強い部位や下顎大臼歯など効きにくい条件での追加手段として、歯根膜内注射や髄腔内注射の手順を確認します。
あわせて、疼痛の少ない刺入と、偶発症を避けるための注意点についても解説します。
小児や高齢者、全身疾患のある患者さんでの薬剤選択と量の考え方、注意すべき既往にも触れます。
麻酔が効かずに処置を中断した経験がある方に向いた内容です。