支台歯形成は、削除量を抑えることとマージンを明瞭に出すことの両立が難しい処置です。
テーパーをつけすぎれば維持が落ち、抑えすぎれば模型上にアンダーカットが残ります。
本講義では、削除量を数値ではなく適合の結果から逆算して考える方法を整理します。
バーの選択と当て方、軸面テーパーを口腔内で確認する手順、マージンを明瞭に出すための形成順序を扱います。
あわせて、技工所側から見て再製作につながりやすい形成の傾向を示し、チェアタイムを延ばさずに精度を上げる進め方を解説します。
支台歯の高さが足りない症例や、隣接歯との距離が近く器具が入りにくい症例での対応も取り上げます。
形成に時間がかかる、適合が安定しないと感じている方に向いた内容です。