日常臨床において根尖性歯周炎は頻繁に遭遇する疾患ですが、その治療法は知っていても病因・病態に関する知識は曖昧になっていませんか?
原因が細菌感染によるものなのか機械的刺激なのか、治療により症状は改善方向に向かっているのか、そもそも診断は根尖性歯周炎で間違いないのか、これらの見極めができなければ数年後の再発や最悪症状の悪化なんてことも…。再度治療を行うにしてもなぜ再発したのかが分からなければ解決には至りません。
病気を制すには病気の本質を知るべきである、基礎的な知識を振り返ることは、明日の診療をより良いものにする一手になります。
このセミナーでは「根尖性歯周炎の病態と基礎知識」をテーマに、根尖性歯周炎の病因・病態の基本的なことから忘れがちな内容、日常臨床で強く関わってくるポイント、顎骨破壊の仕組み、近年エンド領域で注目されている治療抵抗性根尖性歯周炎や最新の根管洗浄に関する知識について 東北大学大学院歯学研究科口腔修復学講座歯科保存学分野教授 齋藤正寛先生に解説していただきます。
病因・病態に基づいた新しい治療戦略が身につきます。