部分床義歯は、その形態からして歯根膜と顎堤粘膜の双方に支持を求める補綴装置であり、その「設計」は複雑で困難です。
欠損の形態や咬合関係、患者さんの主訴までを視野に入れた上で設計・製作をする必要があり、作って終わりではなく患者さんに長期間快適に使用してもらうことへの考慮も求められます。
義歯の設計から装着後の管理まで、先生は自信を持って行えていますか?
適切な欠損の診断及び分類、ならびに設計を行わなければ、新製義歯出会っても動揺などの問題につながったり、長期間使うことで支台歯をダメにしてしまうこともあります。
このセミナーでは、「部分床義歯の基礎知識・診断法・設計方法の習得」を目標とし、欠損の分類と歯列の分析法、設計〜製作における注意点、クラスプの選択、印象法やリベースといった重要トピックについて、実際の症例を用いて取り上げます。
講師は、部分床義歯の長期症例の経験が豊富な医療法人晶学会 まさき歯科・中川晶樹先生。平均20年以上の予後経過観察に基づいたパーシャルデンチャーの設計理論を解説していただきます。
患者さんの口腔を生涯にわたって守る主治医になるために。悩みがちな部分床義歯の臨床論がスッキリわかるようになるセミナーです。
こんな方におすすめ
👉 部分床義歯を設計出来るようになりたい
👉 生涯使える部分床義歯を設計出来るようになりたい
👉 部分床義歯の長期使用症例をみたい
講義目次
・新しい欠損の分類と歯列分析法
・パーシャルデンチャー製作にあたっての注意点
・具体的な設計例
・各種パーツの説明
・印象法
・リベースについて
・欠損分類に即した症例とその予後
・長期症例提示
東京歯科大学卒業、同年に医療法人穂積新生会 穂積歯科に就職。1983年に医療法人 晶学会 まさき歯科開設。社団法人 日本口腔インプラント学会 認定専門医、厚生労働省認定 臨床研修指導医、日本顎口腔学会 認定医、日本口腔インプラント学会 専門医、中部インプラントアカデミー 理事、 ITI SC 愛知 Director 、MDI 代表、名古屋SJCD 前会長。名古屋臨床研修会、日本口腔インプラント学会、日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会、日本歯科審美学会所属。