日常の歯科臨床において、患者さんへの説明(インフォームドコンセント)や同意書の取得は、スムーズな治療やトラブル防止のために欠かせないプロセスです。
一方で、日々の業務に追われる中で「どの処置まで同意書を用意すべきなのか」「文章にどのような内容を記載しておけば法的効力を発揮するのか」など、判断に迷う場面も少なくないのではないでしょうか。
書籍や一般的な解説記事で法規の知識を得ようとしても、條文の解釈や理論だけでは、自院の実際の診療フローや契約実務にどう落とし込めばよいのか分かりづらい部分が残りがちです。
特に、保険診療・自費診療を問わず治療費や保証に関するトラブルが増加傾向にある現代において、曖昧な運用のまま診療を続けることは医院経営にとっても大きなリスクとなり得ます。
だからこそ、単に書面を交わすだけでなく、法律の観点を踏まえた正しい説明・同意のあり方や、実効性のある同意書作成の明確な判断基準を持つことが重要です。
本セミナーでは、「歯科医院が徹底すべき「説明」と「同意」」をテーマに、同意書が必要な処置の切り分けから記載すべき必須項目、治療費に関する契約書運用まで、歯科医師/弁護士の小畑 真先生に解説いただきます。
医療トラブルを未然に防ぐための法的な根拠とインフォームドコンセントの基本原則について整理。
どのような処置や契約に対して同意書・契約書を準備すべきか、実際の文章作成で押さえるべきポイントや注意点についても詳しく解説していきます。
さらに、同意書がもたらす法的効果やその限界について正しく理解し、患者さんとの信頼関係を維持しながら適切な同意を得るための実務的なアプローチを提示。
「万が一のトラブルを防ぐ体制を整えたい」「自院の同意書や契約書の内容が法的に適切か確認したい」という先生方や医院スタッフの皆様に、ぜひ整理していただきたい内容です。
こんな方におすすめ
👉 同意書が必要となる処置の具体的な判断基準が知りたい
👉 法的効力を持つ説明・同意書の作成ポイントを学びたい
👉 治療費や説明不足によるトラブルを未然に防ぐ実務を身に付けたい
講義目次
歯科臨床におけるインフォームドコンセントと説明・同意の基礎理解
同意書・契約書が必要となる処置および状況の判断基準
適切な同意書作成に必要な記載項目と実務上の注意点
同意書が持つ法的効果とトラブル予防における役割
治療費トラブルを防ぐ契約書の運用と実践的な同意取得の実際
講師
弁護士法人小畑法律事務所 代表弁護士(東京弁護士会所属)、歯科医師。
北海道大学歯学部 卒業後、医療法人仁友会 日之出歯科真駒内診療所 勤務、北海道大学院歯学研究科博士課程 修了【博士(歯学)】、北海道大学法科大学院 修了【法務博士】、北海道大学客員教授。日本唯一の歯科専門弁護士として全国各地の歯科医院の顧問多数。