咬合再構成と聞くと高齢者を思い浮かべる方が多いですが、若年者で咬合崩壊を起こしている方も決して少なくありません。
若年者における咬合再構成は、単なる欠損補綴や咬合回復にとどまらず、審美性・機能性・長期的予後を総合的に考慮した治療が求められます。
また治療計画に限らず、同じインプラント治療であっても若年者と高齢者では異なる点が多く、手技的な面での違いについても深い理解が必要となります。
このセミナーでは「若年者の咬合再構成」をテーマに、診査・診断から治療計画の立て方、臨床で見落としがちな注意点、さらに経過観察の際に着目すべきポイントまでを、実際の臨床症例をもとに日本臨床歯周病学会認定医の神山剛史先生に解説していただきます。
若年者の咬合治療に対する理解が深まり、日常臨床での応用が可能になることを目標に、症例提示を通して、咬合再構成のプロセスを具体的に追体験できる構成とし、治療に伴う落とし穴やトラブル回避の工夫についても触れていただきます。
審美と機能を両立させ、患者の将来を見据えた咬合治療に取り組みたい先生に最適な講演です。
こんな方におすすめ
👉 若年性の咬合崩壊症例の対応法を学びたい
👉 長期予後を見込んだ咬合再構成を身に付けたい
👉 機能的・審美的に高品質な補綴治療を実践したい
講義目次
若年者における咬合崩壊の特徴
診査・診断の進め方と注意点
治療計画立案のステップ
審美的要件と機能回復のバランス
咬合回復のための治療オプション
経過観察時に注意すべきポイント
症例から学ぶ長期予後への配慮
北海道医療大学 歯学部卒業。東京医科歯科大学 歯周病学分野入局。日本臨床歯周病学会認定医。著書・講演に「【25歳】先天性欠損症例」「歯科におけるライフステージの重要性」など多数。