なかなか治らない重度歯周炎はどうすればいいか?高度な骨吸収は再生できるのか?
「骨免疫」を理解することで、歯周治療の課題が解決できるかもしれません。
歯科医師にとって骨代謝は馴染み深いと思いますが、そこには免疫機能が深く関わっていることはご存知でしょうか?
歯周病では関節リウマチと同様のメカニズムで骨破壊が進行することが解明されており、免疫への知識は必携になりました。
しかし大学教育では「骨代謝」を生化学で「免疫」を免疫学(微生物学)で、と縦割りで学ぶことが多く、知識がリンクできていません。
この機会に「骨免疫」をしっかりと学んでみませんか?
このセミナーでは、歯周治療を理解する上で重要な骨免疫学の知識をテーマに、骨代謝のメカニズムから骨免疫という考え方、歯周病による骨破壊と免疫の関連に至るまで、東京大学特任助教の塚崎 雅之先生に解説していただきます。
知れば知るほどハマる、骨免疫の世界を探求しましょう。
こんな方におすすめ
👉 歯周病による骨破壊のメカニズムを学びたい
👉 骨のリモデリングについて詳しく知りたい
👉 骨代謝と免疫の関連性に興味がある
講義目次
骨代謝のメカニズム
骨免疫とは?
歯周病による骨破壊
骨の再生に重要な免疫機能
歯周治療に活用できる骨免疫の知識
東京大学大学院医学系研究科 骨免疫学寄付講座特任助教。昭和大学歯学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。独立行政法人日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院医学系研究科免疫学特任助教、AMED-Prime 研究開発代表者を経て現職。「科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞」「アステラス病態代謝研究会 最優秀理事長賞 」など受賞歴多数。著書に『歯学生・歯科医療従事者のための骨免疫学 』『RANKLと歯周病 』など。日本骨免疫学会次世代融合領域育成委員会委員。昭和大学口腔生化学講座兼任講師、東京歯科大学微生物学講座非常勤講師。