セメント質と歯槽骨の間に存在する歯根膜。
歯と歯槽骨の間のクッション的な役目をするもの ”だけ” ではありません。
歯の移植・再植の成功にも極めて重要な役割を果たすのはもちろんですが、日常臨床においても大きな影響を与えています。
基礎の分野からみた歯根膜は、日常臨床で思う以上に魅力に満ち溢れるものですが、その知識は卒業後にアップデートされているでしょうか?
このセミナーでは、歯根膜からそれに付随する歯周組織について、病理・組織学的観点からインプラントなどの日常臨床に役立つ知識に至るまでを東京歯科大学 病理学講座 教授である松坂 賢一先生に解説していただきます。
臨床の症例と基礎的な理論を結びつけられてこそ、歯科治療の深い理解に繋がります。
「歯根膜の魅力」を存分に学んでいきましょう。
こんな方におすすめ
👉 歯根膜の特性・機能を理解したい
👉 病理・組織学的に歯根膜を学び直したい
👉 臨床と基礎の知識を結びつけたい
講義目次
歯周組織の病理・組織
歯根膜の役割
臨床的所見と病理・組織学的所見
最新の研究結果
インプラントと歯根膜
東京歯科大学 病理学講座 教授。東京歯科大学歯学部 卒業後、同大学病理学講座 助手、講師、同大学臨床検査学研究室 准教授(助教授)、同大学臨床検査病理学講座 教授を経て現職。著書に「実習 病理学・口腔病理学」 「口腔がん早期発見のための口腔細胞診入門 : 歯科医院で取り組むLBC 」他多数。