「あ、やっちゃった」
試適の時に口腔内にインレーを落としてしまった、抜歯の時に患者さんがショックを起こしてしまった、印象採得の時に患者さんが嘔吐反射を起こしてしまったなどなど、歯科治療に従事している方でこの手のヒヤッと経験がない方はまずいないでしょう。
どの処置も日々の臨床で避けては通れないもの、いつまでもヒヤヒヤしながらではいつか大事故に発展してしまう可能性があります。
これらの偶発症の予防にはガイドラインもありますが、「本当に有効なの?」と思いながら行っている先生やなんとなくでやってしまっている方も多いのではないでしょうか?
このセミナーでは「歯科治療時の偶発症」をテーマに、アレルギーや過換気症候群などメジャーな偶発症の基礎的項目、それらに関する標準的な予防策と緊急時対応についてガイドラインに沿って 東京歯科大学歯科麻酔学講座准教授 小鹿恭太郎先生に解説していただきます。
GPの先生が「これって本当に予防になるの?」と疑問に思われる箇所についての正しい対処法についてもお話ししていただきます。
上質な医療は、安心・安全から!歯科治療時の局所的偶発症
こんな方におすすめ
👉 偶発症について勉強したい
👉 予防策が適切か確認したい
👉 ガイドラインの内容を知りたい
講義目次
歯科における偶発症とは
ガイドライン確認
予防策と緊急時対応
その予防策正しいの?
東京歯科大学歯科麻酔学講座准教授。東京歯科大学歯学部卒業後、同大学大学院修了。東京歯科大学市川総合病院麻酔科臨床専修医、東京歯科大学歯科麻酔学講座助教、東京歯科大学市川総合病院麻酔科助教・講師、東京歯科大学歯科麻酔学講座講師を経て現職に至る。日本歯科麻酔科学会認定医・専門医。著書・講演に「Prenatal asfotase alfa-mediated enzyme replacement therapy restores delayed calcification in a severe infantile form of hypophosphatasia model mice. 」「A Case of Suspected Negative Pressure Pulmonary Edema after General Anesthesia. 」など多数。