日々の診療で、ほぼ毎日行われる局所麻酔。
ポピュラーな処置ですが、「下顎の大臼歯は効きづらい」など、意外と悩みは多くありませんか?
また、ショックやアレルギーなど起こりうる偶発症もその使用頻度に応じて高まります。
相互作用など薬理的な知識に加え、緊急時の対応はいざという時のために欠かせないでしょう。
「麻酔を奏功させるコツは?」「血圧がどれくらいまで使用可能?」「小児への適用はカートリッジ何本まで?」自信を持って答えられる人、少ないかもしれません。
このセミナーでは、解剖や薬理学に基づいた局所麻酔の考え方など基礎的なことから、処置に応じた麻酔を効かせるテクニック、安全管理や起こりうる偶発症への対処法なども含め、明海大学歯学部歯科麻酔学分野教授の小長谷光先生に解説していただきます。
毎日のことだからこそ、正しい知識と手技を身につけましょう。
こんな方におすすめ
👉 麻酔が効くコツが知りたい
👉 基準最高用量(推奨)など注意点について学びたい
👉 偶発症への対応法を身に付けたい
講義目次
局所麻酔薬の薬理作用
知っておくべき解剖
麻酔を効かせるポイント
小児や有病者への適用量
緊急時の対応
明海大学歯学部病態診断治療学講座歯科麻酔学分野教授。東京医科歯科大学卒業後、歯学博士取得。大学院医歯学総合研究科麻酔・生体管理学分野准教授、同大学歯学部附属病院中央手術室室長を経て現職。Tri-Service Dental Society of Japan, 47th Annual Conference, Table Clinic Awardなど受賞多数。著書に「臨床歯科麻酔学」「歯科麻酔学 第8版」など。