炎症がある・対象が埋伏智歯である…。
日常臨床における「普通の浸潤麻酔」では対応できないケース。
早く処置を進めたいのに、麻酔が奏効せず長引いてしまった経験がある方も少なくないでしょう。
そんな時に頼りになるのが、歯根膜麻酔や歯髄麻酔などの技術。
基本的な手技は通常の局所麻酔と大きく変わらないため「どんな時に使うのか・どうやって打つのか」などの要点が分かれば明日からの臨床に活かすことも可能です。
このセミナーでは「いろんな麻酔の打ち方」をテーマに、浸潤麻酔の基本的な打ち方から歯根膜麻酔・歯髄麻酔、上下の伝達麻酔の手技と適応に至るまでを東京歯科大学口腔健康科学講座障害者歯科・口腔顔面痛研究室教授の福田謙一先生に解説していただきます。
実際の症例をもとに状況に応じた手技の選び方・進め方についてもお話ししていただきます。
速さの源は確実な除痛にあり。
様々な局所麻酔を習得しましょう。
こんな方におすすめ
👉 局所麻酔法のバリエーションを学びたい
👉 的確に麻酔を効かせる方法とコツが知りたい
👉 麻酔の細かいテクニックを身に付けたい
講義目次
局所麻酔概論
歯根膜麻酔・歯髄麻酔
伝達麻酔
症例に応じた麻酔の行い方
東京歯科大学口腔健康科学講座障害者歯科・口腔顔面痛研究室教授、東京歯科大学水道橋病院スペシャルニーズ歯科・ペインクリニック科科長。東京歯科大学歯科麻酔学講座助手、UCLA Harbor Medical Center 麻酔科、東京歯科大学口腔健康臨床科学講座講師、同大学歯科麻酔学講座准教授を経て現職。著書に「ニューロバシーフペインとは、どのような痛みか」「フローチャートでわかる歯科医院における50の痛み」など多数。日本歯科麻酔学会認定医・専門医、日本口腔顔面痛学会指導医、日本障害者歯科学会認定医。