ホワイトニングは、歯を削らずに患者さんを笑顔にできる歯科治療です。
美容の一環として一般国民からの認知度も急上昇中のホワイトニングですが、そのメリットは審美性のみではないことをご存知ですか?
「口腔内の細菌を減少させる」「若い人のみでなく一定年齢以上の人で顕著な効果を示す」などの効果があり、今後定期検診などの口腔ケアにおいて化学的清掃の一環としてホワイトニングが活用されることが期待されています。
しかし「知覚過敏の原因になる」「ワインやお茶で色戻りがする」などネガティブな情報が強調されてしまっているのが現状であり、これを覆すにはホワイトニングの普及を広め、審美性以外のメリットの認知を高める必要性があります。もちろん、各種ホワイトニングの手技の違い、副作用や後戻りの抑制方法など基盤となる知識も欠かせません。
特に、医院経営においては、定期健診やSPTで来院される患者さんに対して、いかにしてホワイトニングを普及させるかという論点も重要です。
このセミナーでは、医療ホワイトニングをテーマに、ホワイトニングの基礎的な知識から新たな知見、実践的な内容までを東京医科歯科大学名誉教授・田上順次先生に解説していただきます。
美しいだけで終わらない、ホワイトニングの新常識が身につきます。
こんな方におすすめ
👉 ホワイトニングに関する最先端の知識を得たい
👉 医院経営にホワイトニングを取り入れていきたい
👉 ホワイトニングのコンサルが苦手である
講義目次
ホワイトニング概論
副作用・後戻りのメカニズムと抑制法
メンテナンスでの注意点
口腔ケアにおけるホワイトニング
う蝕制御の第一人者。東京医科歯科大学卒業後、同歯科保存学第一講座にて博士課程終了。1987年には米国ジョージア医科大学にてAdjunct Asistant Professorとして在籍、帰国後は奥羽大学教授を経て東京医科歯科大学歯学部歯科保存学第一講座教授を務める。2005年から2014年まで同歯学部学部長を歴任し、その後副学長就任。2021年退職、現在東京医科歯科大学名誉教授。