レジン充填は日常臨床で最も頻度の高い処置ですが、実際には「通常の手技が通用しないハードモード症例」が多く存在します。
複雑な窩洞形態・Ⅳ級症例、上顎最後方臼歯の頬側・遠心など器具が届きにくい部位、顎関節症や開口量が少ない患者、さらに歯肉縁下う蝕や萌出が浅い下顎臼歯など防湿困難なケース。
加えて、小児や高齢者など協力が得にくい患者への対応も、術者のスキルと判断力が問われます。
このセミナーでは「ハードモードレジン充填」をテーマに、こうした“ハードモード”に該当する症例をどのように見極め、どのようなアプローチを選択すべきかを体系的に日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授の宮崎真至先生に解説していただきます。
確実な防湿、ラバーダム代替法、アプローチ角度の確保、マトリックス操作、分割充填の設計、そして協力度が低い患者への対応方法まで、臨床でそのまま使える実践的テクニックを症例とともに紹介します。
難症例を「再現性のある日常臨床」へと変えるためのセミナーです。
こんな方におすすめ
👉 充填や防湿が難しいケースのCRを学びたい
👉 ダイレクトのスキルアップがしたい
👉 特別対応が必要な症例の対応法を身に付けたい
講義目次
ハードモード症例の定義と分類
複雑窩洞・Ⅳ級の形態分析と分割充填設計
器具アクセス困難部位へのアプローチ
防湿困難症例に対する実践的テクニック
小児・高齢者への特別対応と行動マネジメント
再発予防を見据えたレジン充填戦略
講師
日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授。日本大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科歯科臨床系修了。1991年に同大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し助手・講師を経て、2005年に教授、2015年日本大学付属歯科病院病院長に就任し現職に至る。著書・セミナーに「コンポジットレジン修復のサイエンス&テクニック」「コンポジットレジンを用いた審美修復の実際」など多数。