日々の診療で欠かせないカルテ記載。
情報共有と保険請求を円滑に進めるため、行った治療の根拠と経緯の正確な記録が求められます。
しかし、「何を」「どの程度」記録すべきかを本質的に理解している歯科医師は意外と少ないのではないでしょうか。
特に最近ではレセコン入力が主流となっており、それに頼るあまりカルテ記載の目的や法的要件を見落としてしまっている方も多いのではないでしょうか?
訴訟リスクや返戻、さらには患者対応のトラブルにもつながる恐れがあります。
このセミナーでは「カルテの書き方」をテーマに、カルテ記載の意義から始まり、保険診療上の原則やレセプト請求における注意点までを体系的に、出張歯科四つ木院長の池川 裕子先生に解説していただきます。
さらに、近年注目されるカスタマーハラスメント対策としてのカルテ活用の視点についても紹介していただきます。
実例を交えながら、明日からすぐに役立つ“カルテの書き方の基本”を整理できる実践的なセミナーです。
こんな方におすすめ
👉 カルテ記載のルールと必要条件を学びたい
👉 返戻やトラブルをなくす方法が知りたい
👉 円滑な保険請求と院内の情報共有を行いたい
講義目次
カルテを書く理由と法的意義
訴訟リスクと記載漏れの怖さ
PとCから補綴の流れについて
返戻の仕組みと対処の基本
保険証の種類について
カルテ記載の例題
講師
松本歯科大学卒業。神奈川歯科大学研修修了。東京歯科保険医協会理事、葛飾医介塾塾長。著書・講演に「いまさら聞けないカルテ入力について」など多数。