小児患者の口腔に異常を見つけた時「専門医への紹介」を選択する根拠はなんですか?
保護者に説明するにあたって「異常があります、大学病院に行ってください」では「え、なんで?」と思われてしまいます。
なにが原因で、今後どんな障害につながるのか、だから何をしないといけないのか。
その3点を付け加えるだけで保護者からの心象は大きく変わります。
また小児歯科における外科処置はリスクが高いですが、症例選びを誤らなければ自院での対応も可能です。
自分で治療するとなった場合は先の3点や基本的な術式のみではなく、治療を行うタイミングの把握も重要。心身の成長の程度からその処置がいつ必要か・可能かについても見極めなければなりません。
このセミナーでは「小児の歯科小手術」をテーマに、頻度の高い処置の術式と適応、処置の可否や必要性を見定めるための診断法、専門医に送るべき症例について 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院歯科口腔外科医長 冨江華織先生に解説していただきます。
実際の症例をもとにお話していただくため、症例に応じた対応が学びやすい構成になっております。
小児治療の幅を大きく広げましょう!
こんな方におすすめ
👉 小児の口腔外科処置を身に付けたい
👉 小児歯科における外科処置のポイントが知りたい
👉 過剰歯や小帯付着異常の対応を学びたい
講義目次
小児における口腔外科処置
各種処置と適応症例
GPで知っておきたい術式
GPでみれる症例
専門医への紹介基準
地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院歯科口腔外科医長。日本口腔外科学会口腔外科認定医、日本障害者歯科学会認定医。著書・講演に「硬口蓋に生じた骨性分離腫の1例」「臨床の玉手匣 小児歯科篇」など多数。