埋伏歯への対処と一言で表しても、「時期」「部位」「原因」など様々な因子を考慮して対処しなければならないため意外と知識があやふやになっていませんか?
専門医に紹介するのも間違いではありませんが、専門医の見立てと全く違う内容を患者さんに説明していては信頼に関わりますし、自院で処置出来た方が患者さんの負担は圧倒的に少ないでしょう。
また子供の口腔への関心が高い保護者が増えた最近では「うちの子まだ歯が生えないんです」と言った主訴で来院される方も増えており、経過観察か積極的治療かを選ぶ能力も求められてきています。
このセミナーでは「萌出障害・埋伏歯の牽引」をテーマに、様々な埋伏歯のケースについて処置の選び方・進め方、手技におけるコツ、後遺症・合併症について米国 アリゾナATS大学矯正科臨床教授の田井規能(たい きよし)先生に解説していただきます。
失敗症例の紹介・考察もあるので、何をしてはだめなのかについてより具体的に学べます。
埋伏歯に詳しくなりたい先生、ぜひご覧ください。
こんな方におすすめ
👉 萌出障害について詳しく学びたい
👉 埋伏歯のマネジメントについて知りたい
👉 開窓・牽引の術式が知りたい
講義目次
意外と知らない萌出障害・埋伏歯
診査診断でどこを見るか
どんな処置がある?
選び方・進め方
失敗から学ぶ、萌出障害・埋伏歯
講師紹介
田井 規能
医療法人オーソネットワーク理事長
徳島大学歯学部卒業後、岡山大学歯学部第二補綴(現:咬合・口腔機能再建学分野)・顎顔面口腔矯正学分野入局、同大学大学院医歯薬学総合研究科卒業。アリゾナ矯正センター臨床アドバイザー(非常勤)、インターナショナル岡山歯科衛生専門学校歯科矯正学講師、日本成人矯正歯科学会 (Japan Association of Adult Orthodontics; JAAO)認定医研修プログラム講師、アリゾナATS大学ポストグラデュエート矯正プログラム臨床教授(非常勤)。Joseph E. Johnson Table Clinic Awards を受賞。著書・講演 英語論文60本以上。和文「インターディシプリナリー・アプローチの重要性」「SLブラケットを検証する. 最新文献および300超症例からの考察」など多数。