「あれ、この子…舌足らず?」
日常診療の中で、ふとした瞬間に気づく“舌小帯異常”。
舌小帯短縮症や形態異常、運動障害などを含め、子どもの約10人に1人にみられるとも言われるこの問題。
見逃さず、「切る・切らない」だけではない正しい対応法を知ることが、将来の構音・摂食機能・呼吸機能を守る第一歩です。
このセミナーでは「舌足らずの予防と対応」をテーマに、舌小帯異常の原因や分類、診断方法、放置リスク、小帯切除の適切なタイミング、STによる構音機能訓練の導入と指導など“子どもを舌足らずにしない”ための診療知識と対応法を症例ベースで分かりやすく日本小児外科学会専門医・指導医の伊藤泰雄先生に解説していただきます。
保護者への説明のポイントや治療の必要性の判断の仕方についてもお話ししていただきます。
放置リスクから臨床での対応の実際まで、今知っておくべき対応のすべてがここにあります。
こんな方におすすめ
👉 舌足らずの予防と対応法を身に付けたい
👉 外科治療の介入判断と手技の流れを学びたい
👉 口腔筋機能療法について詳しく知りたい
慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部外科学教室助手、ハーバード大学小児外科研究員、杏林大学医学部第1外科講師、同小児外科教授、国際医療福祉大学熱海病院小児外科教授、杏林大学名誉教授、武蔵野徳洲会病院小児外科部長。日本外科学会専門医・指導医、日本小児外科学会専門医・指導医。著書・講演に「古くて新しい舌小帯短縮症の診療〜疾患概念、病型分類、重症度評価と手術方法〜」「舌小帯短縮症~舌だって自由に動きたい~」など多数。