「いつの間にか、反対咬合に育っていた」
「鼻づまりや口呼吸のある子は、矯正がうまくいかない…」
そんな臨床現場でよく見かける子どもたちの“共通項”に着目し、鼻呼吸障害と反対咬合との因果関係を解き明かします。
鼻呼吸障害と咬合異常の“因果関係”は以前から問題として取り上げられてきましたが、実際に臨床で使える知識に持っていくためにはそれぞれについて深く理解し、迷信と真実をはっきりさせなければなりません。
また子供の口腔への関心が高い保護者が増えた昨今「うちの子噛み合わせが逆なんですけど、呼吸に影響ってありますか?」という質問がいつ飛んできてもおかしくありません。
このセミナーでは「鼻呼吸障害と反対咬合」をテーマに、鼻呼吸障害が顎顔面の成長・咬合に与える影響を整理した上で、矯正歯科の視点から予防的アプローチ・対応法を症例ベースで栄田歯科こども歯科クリニック院長の栄田良一先生に解説していただきます。
早期対応による反対咬合の進行防止や保護者説明に使える“根拠ある言語化”のためのノウハウについてもお話ししていただきます。
鼻呼吸を見れば、咬合の未来が見えてくる。
いま子どもに必要なのは「装置」よりも、まず“観察と対応”。
反対咬合への早期介入を支える知識を、この1本で。
こんな方におすすめ
👉 鼻呼吸障害と顎顔面成長の関連性が知りたい
👉 エアウェイと不正咬合について学びたい
👉 小児の口腔発育、矯正治療に関心がある
講義目次
鼻呼吸と口呼吸の違いがもたらす成長影響
鼻呼吸障害が顎顔面・咬合育成に与える影響
反対咬合の“早期発見”と“予防的介入”の考え方
鼻呼吸機能と咬合誘導のリンクを押さえる
実際の症例に基づいた診断・指導・治療戦略
講師紹介
栄田 良一
栄田歯科こども歯科クリニック院長
明海大学歯学部卒業。栄田歯科こども歯科クリニック院長。ORT 矯正ベーシックコースインストラクター、ドクターブックアカデミー症例検討大会優秀賞受賞。著書・講演に「THE REASON 症例検討会編」など多数。