「小児矯正=歯列拡大」だと思っていませんか?
実は、スウェーデン・イエテボリ大学矯正科では、叢生を単純に歯列拡大で解決する治療は行われていません。
代わりに実践されているのは、予防歯科としての“矯正的介入”。
予防歯科としての矯正治療とは名前の通り「起きてほしくない事象」を未然に防ぐ矯正治療であり、成長してからの矯正の難易度を大きく下げるメリットがあります。
このセミナーでは「スカンジナビア式小児矯正」をテーマに、イエテボリでの予防と矯正の考え方から小児矯正の理論、治療介入の判断、Ⅱ期治療のタイミングなどについて、スウェーデン矯正歯科専門医の石川 基先生に解説いただきます。
「予防歯科としての矯正」の可能性に気づき、明日からの診療に活かせる考え方を学びます。
こんな方におすすめ
👉 スウェーデンでの小児矯正について知りたい
👉 予防歯科としての矯正治療を学びたい
👉 小児の成長発育に沿った矯正治療を実践したい
講義目次
スウェーデンにおける歯科の役割
予防歯科×矯正治療の考え方
小児の矯正治療介入の判断
拡大しない小児矯正の実際
Ⅱ期治療移行のタイミング
新潟大学歯学部卒業。東京医科歯科大学顎口腔外科分野にて研鑽を積む。イエテボリ大学(スウェーデン)矯正歯科専門医育成コース(3年間)卒業。スウェーデン矯正歯科専門医ライセンス取得。日本顎関節学会(専門医)、日本歯周病学会(認定医)。著書・セミナーに「写真でわかる 子どもの矯正治療ガイド(医歯薬出版)」「【GPのための】スカンジナビアン小児矯正ベ-シックコース」など多数。