スタッフの離職や院内トラブルに関する調査でも示されている通り、歯科医院におけるスタッフ離職の主な原因は院長をはじめとする管理者との人間関係にあります。「院長の機嫌に波がある」「感情的な態度を取ってしまう」といった状態は、良好な職場環境の構築を阻害する大きな要因です。
一方で、日々の忙しい診療業務やトラブルへの対応において、生じた怒りの感情を完璧にコントロールし、常に冷静な指導やコミュニケーションを維持することに難しさを感じている院長先生も少なくありません。
怒りへの対処法に関する書籍やセミナーは数多く存在しますが、抽象的な精神論にとどまることも多く、多忙な現場で直面するハラスメント予防や離職防止という具体的な問題にどう落とし込めばよいのか迷いが生じやすいのが実情です。
だからこそ、指導者・管理者として感覚に頼るのではなく、怒りの感情が発生するメカニズムや理論的な背景を正しく理解し、再現性のある感情コントロールの「判断基準」と実践的な技術を持つことが求められます。
本セミナーでは、離職やハラスメントなどのトラブルを防ぐ怒りのコントロール術をテーマに、院内マネジメントにおける感情制御の実践アプローチについて、アンガーマネジメントコンサルタントの寺田 陽子先生に解説いただきます。
講義では、怒りの感情が周囲や組織に及ぼす影響をはじめ、「なぜ怒りが湧くのか」という感情の正体やその理論的背景を整理。
さらに、怒りをその場でコントロールするための具体的なテクニックや、現場でのトラブルを防ぎつつ意図を適切に伝える「効果的な叱り方」の実践ポイントについて網羅的に解説していきます。
スタッフとのコミュニケーションに悩む院長先生はもちろん、組織の職場環境を改善し、離職リスクを減らしたい管理者の方におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 感情に振り回されない感情コントロールの技術を学びたい
👉 スタッフの離職やハラスメントのリスクを未然に防ぎたい
👉 適切な指導や効果的な叱り方の判断基準を身に付けたい
講義目次
怒りの感情が医院組織やスタッフに及ぼす影響
なぜ人は怒るのか(怒りの感情の正体と理論的背景)
衝動的な感情を抑えるコントロールテクニック
離職やハラスメントを防ぐ効果的な叱り方のポイント
適切な関係性を構築する院内マネジメントの実践
講師
外資系航空会社に18年間勤務し、人事・総務・社員教育・カスタマー対応等に従事したのち独立。現在はワンネスサポート代表として、企業や官公庁における組織開発、ハラスメント防止、メンタルヘルス、キャリア開発などの各種研修・コンサルティングを手掛ける。 国家資格である公認心理師や2級キャリアコンサルティング技能士、シニア産業カウンセラーなどの心理・キャリア系資格を有し、カウンセラー養成講座やキャリアコンサルタント指導者として15年以上の実績を持つ。また、心療内科でのカウンセラー勤務経験を通じた復職支援をはじめ、経営者・管理職向けコーチングおよびメンタルカウンセリング実績は3,000件以上にのぼる。 近年ではアンガーマネジメントやアンコンシャスバイアス、レジリエンス研修をはじめ、組織のメンタルタフネス向上や1on1・部下育成スキルの実践的指導において高い評価を得ている。