近年、口腔内スキャナー(IOS)の普及により、デジタル印象採得は日常の歯科臨床において欠かせない技術となってきました。
一方で、非常に便利なツールである反面、精密なスキャンデータを得るためには術者やアシストを担うスタッフの細かな操作技術に大きく依存するという側面もあります。
書籍やマニュアルを読み込むだけでは、臨床現場で発生する細かなエラーの防ぎ方や、スムーズなスキャン連携のコツまでを具体的にイメージし、実践へと落とし込むのは難しいと感じることも少なくありません。
特に、スキャン精度を高く維持するためには、ただ機器を動かすだけでなく、エラーが起こる原因を理解し、的確なサポートを行うための明確な基準を持つことが重要です。
本セミナーでは、「光学印象の基礎知識からスキャンのポイントと注意点」をテーマに、正確なデータ取得の手順から臨床でのエラー対策までを、歯科技工士の井上 絵理香先生に解説いただきます。
正確なデータ取得のためのスキャン手順やカメラの角度といった基本操作をはじめ、臨床での大きなポイントとなる歯肉圧排の工夫についても写真を交えて整理。
さらに、技工士の観点からスキャン時に発生しやすいエラーの原因と対策について詳しく紐解きます。
口腔内スキャナーの導入を検討している、あるいは臨床でのスキャンエラーを減らし、補綴物の精度を高めるためのアシスト方法を整理したい医療従事者の方におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 口腔内スキャナーを用いた正確なデータ取得の手順や角度のポイントが知りたい
👉 技工士目線から見たスキャンエラーの原因と具体的な対策を学びたい
👉 補綴精度向上につながるドクターのアシストやサポート体制を身に付けたい
講師
神奈川歯科大学附属病院に所属し、審美再生補綴科にて歯科衛生士として勤務。日々の臨床に従事しながら、近年歯科業界で急速に普及が進むIOS(口腔内スキャナー)やCAD/CAM技術を用いた臨床応用に関する知見を深めている。その高い専門性と現場に即した実践スキルが評価され、2024年には『みるみる理解できる 図解 スタッフ向けIOS入門』(クインテッセンス出版)を共同執筆・出版。また、歯科衛生士の視点から最新のインプラント補綴や審美歯科・補綴臨床に関するWebセミナーの講師を務めるなど、デジタルデンティストリー時代の歯科衛生士育成や技術普及に向けた情報発信・教育活動にも積極的に取り組んでいる。