日々の臨床や学会、同期・関係者との付き合いなど、歯科医師にとって会食や飲酒の機会は少なくありません。
一方で、歯科の現場は連休が取りづらい環境も多く、「翌朝早くから集中力を要する診療が控えている」という状況に直面しやすいのが実情です。
体調管理の重要性は理解しつつも、気をつけていたはずの深酒や疲労の蓄積により、「頭痛や倦怠感が残っている」「集中力を保つのが辛い」といった二日酔いのトラブルに頭を悩ませた経験を持つ先生も多いのではないでしょうか。
書籍や一般的な健康情報を見ても、アルコール代謝の医学的知見を「明日の臨床に間に合わせるための具体的アクション」へどう落とし込むべきかは意外と整理しづらいものです。
だからこそ、感覚や都市伝説的な対策に頼るのではなく、医学的メカニズムに基づいた「予防のルーティン」と「迅速なリカバリーの判断基準」を身につけておくことが欠かせません。
本セミナーでは、「明日の診療を乗り越える二日酔い対策法」をテーマに、アルコール代謝の仕組みから実践的なリカバリー法までを、済生会横浜市東部病院患者支援センター長/日本救急医学会専門医の谷口 英喜先生に解説いただきます。
講義ではまず、なぜ二日酔いが生じるのか、その生体内メカニズムと脱水・代謝プロセスを医学的視点から整理。
その上で、会食前や飲酒中に実践できる具体的な予防策や、アルコールの影響を最小限に抑えるコントロール法を提示します。
さらに、万が一翌朝に症状が残ってしまった場合でも、午前の診療開始に間に合わせるための水分補給・栄養摂取・対症療法などのリカバリー手順についても解説。
「付き合いと翌日の診療を無理なく両立させたい」「医学的根拠に基づいた確実なコンディション調整法を知りたい」という歯科医療従事者におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 二日酔いが起こる医学的なメカニズムと正しい予防策が知りたい
👉 飲酒翌朝の診療に影響を出さないリカバリー手順を体系的に学びたい
👉 付き合いをこなしつつ日々の臨床パフォーマンスを維持する自己管理法を身に付けたい
講義目次
二日酔いが生じる体内メカニズムと代謝の基礎理解
飲酒前・飲酒中における悪酔い・二日酔い予防の判断基準
翌朝の診療に間に合わせるリカバリーの具体的手順とポイント
現場で役立つ水分・電解質補給と栄養管理の注意点
症例・ケーススタディで考える診療日前のコンディショニング実践
講師
済生会横浜市東部病院患者支援センター長/日本救急医学会専門医 1991年福島県立医科大学医学部卒業。麻酔科医および集中治療医として臨床の第一線に立ち、麻酔管理、集中治療、周術期管理に従事。済生会横浜市東部病院にて周術期管理センター長および栄養部部長を務め、周術期における全身管理と栄養療法の融合・実践において豊富な実績を持つ。
また、「脱水症」および「経口補水療法」研究の第一人者として広く知られ、教職や関連学会での役員等を務めながら学術振興・啓発活動に従事。『いのちを守る飲水学』など著作・監修書籍も多数手掛け、医療従事者から一般向けまで幅広く知見を発信している。東京医療保健大学大学院客員教授兼務。