審美修復治療に取り組む際、歯単体の形態や色調を追求するだけでは、必ずしも患者さんの満足のいく結果を得られないことがあります。
口腔内写真や模型上だけで設計を進めてしまうと、実際に装着した際に「口唇のラインと合っていない」「笑顔になったときの印象が不自然」といったギャップが生じるケースも珍しくありません。
顔貌や口唇の動態、歯肉ラインとの調和を図るためには、体系的な評価項目と診査診断の流れを理解しておく必要があります。
しかし、文献やセミナーで知識を得ても、実際の症例においてどこを基準とし、どのように治療計画へ落とし込めばよいのか、具体的なイメージが持ちづらいと感じる場面も多いのではないでしょうか。
予知性の高い審美修復を達成するためには、感覚に頼るのではなく、顔貌分析からスマイルデザインへつなげる明確なステップと判断基準を持つことが極めて重要です。
本セミナーでは、「審美修復治療における『顔貌・口唇』の診査診断」をテーマに、歯と顔貌の調和を図るための検査・治療計画立案のテクニックを、日本顎咬合学会元理事長・指導医の南 清和先生に解説いただきます。
講義では、顔貌・口唇と歯の調和において欠かせない評価項目の整理からスタートし、予知性を高めるための具体的な分析方法について順を追って提示。
さらに、収集したデータや検査結果をどのようにスマイルデザインに応用し、一連の治療計画へと反映させていくか、臨床の流れに沿ってわかりやすく整理します。
顔貌や口唇の動きまで見据えた総合的な診査診断のアプローチを学ぶことで、補綴物の美しさを極めるだけでなく、患者さん本来の表情に調和した審美修復を実現する視点が身につきます。
「審美治療において口腔内だけでなく顔面全体の調和を考慮したい」「審美性のトラブルを防ぎ、再現性の高いスマイルデザインを学びたい」という先生に、ぜひご覧いただきたい内容です。
こんな方におすすめ
👉 顔貌や口唇と調和する審美修復の診査診断基準を学びたい
👉 スマイルデザインを治療計画へ落とし込む具体的な手順が知りたい
👉 患者さんの表情にフィットした予知性の高い審美治療を身に付けたい
講義目次
審美修復治療における顔貌・口唇と歯の調和の考え方
顔貌分析と口唇動態評価に必要な検査と判断基準
分析データをスマイルデザインへ応用するポイント
顔貌と歯肉ラインを考慮した治療計画立案の要点
症例から見る顔貌・口唇と調和した審美修復の実際
講師
明海大学歯学部臨床教授。城西歯科大学(現・明海大学)を卒業。朝日大学歯学部客員教授、日本顎咬合学会元理事長指導医、日本口腔インプラント学会専門医、日本臨床歯科医学会(SJCD)指導医。著書・講演に「歯科医院成功へのステップアップセミナー 「ミナミ歯科クリニック」34年の取り組みからみなさんにお伝えしたいこと」「月刊南 清和~審美歯科修復への誘い~」など多数。