歯牙移植は、欠損補綴の選択肢のひとつとして臨床的に有用であり、適切な症例選択と外科手技により高い成功率が報告されています。
しかし、移植歯の真の長期的成功は、外科処置そのものではなく、その後に行う補綴治療に大きく依存しています。
このセミナーでは「歯牙移植歯の最終補綴」をテーマに、歯牙移植の基礎知識を整理したうえで、移植後の補綴治療の重要性について詳しく新井歯科クリニック院長の新井貴三先生に解説していただきます。
補綴装置の種類と選択基準、処置におけるポイント、長期予後を左右するメインテナンスの考え方を、実際の症例を交えながら具体的にご紹介していただきます。
移植を成功に導き、補綴を通じてその価値を最大限に高めるために必要な知識と臨床スキルを共有するセミナーです。
こんな方におすすめ
👉 予後の良い歯牙移植後の補綴を学びたい
👉 歯牙移植術のテクニックを身に付けたい
👉 治療のバリエーションを広げたい
講義目次
歯牙移植の基礎知識と臨床的意義
移植歯における補綴治療の重要性
補綴装置の種類と選択基準
補綴処置における実際の手技と注意点
予後管理とメインテナンスの実際
症例提示:成功例・失敗例から学ぶ臨床ポイント
広島大学歯学部卒業。新井歯科クリニック院長。著書・講演に「歯根分割をした歯を使用する歯牙移植の可能性」など多数。