う蝕予防効果があるとされるキシリトールですが、犬には禁忌って知っていましたか?
同じ哺乳類、同じ歯科医学でも、種が違うと実は全く違うこともあります。
例えば、犬にはう蝕はほぼ存在せず、猫はう蝕にはなりません。
ヒトとの違いはまだまだ数多くありますが、ヒトと同じく犬や猫にも歯周病が蔓延していて、2歳以上で80%ほどが歯周病とも言われています。
ペットとして身近な存在になっている小動物たちも歯科疾患を患います。この機会に、ヒト以外の歯科知識にも触れてみませんか?
このセミナーでは、前編・後編を通して、動物の歯科治療をテーマに、犬・猫をはじめとする小動物の口腔疾患や歯科治療の実際など岐阜大学獣医外科学研究室教授の渡邊一弘先生に解説いただきます。
ペットと暮らす人も、そうでない人も、知らなかった歯科知識が見つけられるでしょう。
こんな方におすすめ
👉 犬や猫の歯・口腔について知りたい
👉 動物の歯科治療に興味がある
👉 ペットと暮らしている
講義目次
犬や猫の歯・口腔の構造とヒトとの違い
犬や猫の治療に対する獣医師の問題点
犬や猫特有の歯科疾患とその治療
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科臨床獣医学講座獣医外科学研究室教授。北海道大学大学院獣医学研究科修了後、岐阜大学応用生物学部助手、同助教・准教授を経て現職。著書に「はじめよう犬と猫の臨床歯科」、「ステップアップ犬と猫の臨床歯科」、「イラストを読む!犬と猫の臨床歯科」、「イラストを読む!犬と猫の臨床外科」、「イラストを読む!犬と猫の臨床歯科・口腔外科」など多数。日本獣医学会(評議員)、動物臨床医学会(評議員、歯科分科会顧問)、日本小動物獣医師会(学術顧問)。