歯科医療者ならほぼ毎日見るであろう「舌」ですが、それ自体に注目してみることは少ないでしょう。
しかし舌は摂食嚥下、構音、味覚、歯列咬合、補綴や顎位など多岐にわたって口腔機能に関わる非常に重要な器官であり、得られる情報も膨大です。
舌を深くまで理解することで、歯科治療の全体での見え方も変わります。
また舌には服薬による影響が現れたり、口腔衛生状態を測る指標にもなるなど全身状態を把握することにも役立ちます。
この機会に、意外と知らない舌の機能を学んでみませんか?
このセミナーでは、舌の解剖や機能から日々の診療でチェックすべきポイント、歯列咬合や口腔への影響と関係、補綴処置を行う上でのヒントなどに至るまで、日本臨床歯科補綴学会専門医の小山 浩一郎先生に解説していただきます。
さあ、あなたはいくつ知っているでしょう?
こんな方におすすめ
👉 舌の機能について詳しく知りたい
👉 歯列や補綴処置への舌の影響を学びたい
👉 歯科医院での舌の診かたを身につけたい
講義目次
舌の解剖と生理
運動・機能と口腔への影響
舌からわかる患者状態
補綴処置をする上で必要な知識
実際の症例
長崎大学歯学部卒業後、長崎大学歯学部付属病院文部教官助手(歯科保存学第一講座)を経て、長崎市八幡町にておやま歯科を開設。日本補綴歯科学会認定医、日本臨床歯科補綴学会専門医、日本顎咬合学会認定医。著書・講演に「舌の診かた: 舌の状態から全身疾患や体の歪みに気づく」、「補綴前処置 患者さんにとって最善の咬合を求めて」など多数。