メンテナンス業務は単なるクリーニングにとどまらず、「診査・判断・処置・説明」を一連の流れとして組み立てる臨床力が求められています。
しかし実際の現場では、「何をどの順番で確認すべきか」が曖昧なまま処置に進んでしまい、変化の見落としやタイムロスが生じるなど、非効率さを感じている歯科衛生士の方も多いのではないでしょうか。
教科書や研修会で個々の手技や診査項目を学んでも、実際の臨床現場において「どの順序で観察し、どのように判断してケアを組み立てるか」という実践的なプロセスの言語化は、なかなか捉えにくい側面があります。
観察の抜け漏れを防ぎ、限られた時間の中で高いケア品質を提供するためには、口腔内を観察する際の明確な基準と効率的なルーティーンを確立することが欠かせません。
本セミナーでは、「メンテがうまいDHの「見る順番・触る順番」」をテーマに、観察・判断から患者説明までの思考プロセスを、株式会社TomorrowLink 代表取締役/歯科衛生士/歯科臨床コンサルタントの濱田 智恵子先生に解説いただきます。
患者の口腔内に入った瞬間に確認すべき全体像をはじめ、歯肉・プラーク・出血・補綴物の着眼点や、臨床で迷わない「見る順番」の組み立て方を整理。
さらに、全顎一律のケアから脱却し、状態に応じた「触る順番」や効率的なスケーリングの進め方、歯科医師へ報告すべき異変の見極め方についても解説します。
受講後すぐに自院のメインテナンスに取り入れられるよう、得られた所見からケアの必要性を導き出し、納得感のある説明へとつなげる患者コミュニケーションのポイントについても提示。
日常のメインテナンス業務を見直し、短時間でも見落としのない質の高いケアと臨床思考を身に付けたい歯科衛生士におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 メインテナンス時の効率的な「見る順番・触る順番」を学びたい
👉 観察した所見から必要なケアを見極める判断基準を知りたい
👉 変化や異変を見落とさず短時間で質の高いケアを身に付けたい
講義目次
メインテナンスにおける診査・判断・処置・説明の基本的考え方
「触る前」に見るべきポイントと変化を見逃さない視点
状態に合わせて選択する「触る順番」と手技・ケアのポイント
歯科医師への適切な報告・連携と異変の判断基準
観察結果から組み立てる患者説明と臨床での実践例
講師
株式会社Tomorrow Link代表、歯科衛生士、歯科臨床コンサルタント。東京都歯科医師会附属歯科衛生士専門学校 卒業後、中沢歯科医院・中沢顎関節研究所 入所、フリーランスに転身(3件のクリニックで勤務)、有限会社エイチ・エムズコレクション 所属、同社セミナー講師、同社 取締役 就任、歯科臨床コンサルタントとしてスキルを通した人財育成活動、2015年より現職。