日常臨床において、患者さんの経過観察や技工指示、保険算定など、口腔内写真は欠かせない記録ツールです。
しかし、毎日の診療に追われる中で「ひとりで撮影するのが難しい」「ポジションの固定に時間がかかる」「規格性のある写真を撮影できない」といった悩みを抱えるスタッフは少なくありません。
写真撮影に関する書籍やセミナーは多数存在しますが、アシスタントがつく環境を前提とした解説が多く、ワンオペ環境での具体的なアングル構築や体の使い方まで落とし込むのは容易ではありません。
だからこそ、限られた人員や時間の中でも短時間で再現性高く撮影するための明確な基準とポジショニングの理解が重要です。
本セミナーでは、「『口腔内写真』ひとりでできるもん」をテーマに、算定要件を満たす全顎・部分撮影の基準から一人で撮影するための実践的なコツまでを、株式会社JMDI代表取締役社長/元・愛知学院大学歯学部マルチメディアセンター写真室の原田 崇先生に解説いただきます。
保険収載に伴い求められる撮影基準や、全顎・部分撮影における適切な患者のポジショニングを中心に整理。
ペンカメラやスマートフォン、通常のカメラなど、現場で使用可能なカメラの選択肢やコストパフォーマンスに優れたおすすめ機材についても触れます。
さらに、実際のユニットや患者ポジションを再現したデモンストレーションを通じ、ワンオペでスムーズに撮影を完結させるための具体的な体の動かし方や手順についても詳しく紹介。
「少人数体制でも確実に保険算定基準を満たす写真を撮影したい」「一人で手際よく規格性のある写真を撮るテクニックを身に付けたい」という医療スタッフにおすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 ワンオペで手際よく規格性の高い口腔内写真を撮影するコツが知りたい
👉 保険算定要件を満たす全顎・部分撮影の具体的な基準を学びたい
👉 診療現場に最適なカメラの選び方やコスパの良い機材情報を身に付けたい
講義目次
保険算定に必要な口腔内写真の撮影基準と基礎知識
全顎撮影・部分撮影における正確なポジショニングの判断基準
ペンカメラ・スマホ・一眼レフの特性比較と機材選択
一人でスムーズに撮影をこなすための工夫と手技ポイント
折り畳みユニットを用いた臨床ポジショニングのデモンストレーション
講師
1999年から2016年まで、愛知学院大学歯学部マルチメディアセンター(写真室)に勤務。長年にわたり臨床写真撮影全般、手術・オペ動画撮影、顕微鏡撮影、印刷業務および授業支援に従事し、歯科医療現場における画像・映像記録の専門知識と高度な技術を研鑽する。
現在は株式会社JMDIの代表取締役を務め、臨床写真撮影やシェードテーキングにおけるカラーマネージメント技術などをテーマに、セミナー講師や執筆活動を展開。日本歯科保存学会や日本顎咬合学会等での口頭発表実績のほか、歯科専門誌での執筆も手がける。歯科写真撮影・感染管理のプロフェッショナルとして、歯科医院の診療品質向上やスタッフ教育を幅広く支援している。