ルートリセクションとは?
ルートリセクションとは、歯冠を切除することなく、病変の進行してしまった保存不可能な歯根のみを切除する根分岐部病変の治療法です。ルートリセクションの術後には切除した歯根の部分がオーバーカントゥアになるケースが多いため、プラークコントロールに注意が必要となります。
ルートリセクションの適応症
ルートリセクションは、Glickmanの根分岐部病変の分類 2級、Glickmanの根分岐部病変の分類 3級、Glickmanの根分岐部病変の分類 4級、またLindheの根分岐部病変の分類 2度、Lindheの根分岐部病変の分類 3度の症例に対して適応されます。ルートリセクションは、主に上顎大臼歯に対して適応となります。