アタッチメントレベル

「アタッチメントレベル」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年12月05日

アタッチメントレベルとは?

アタッチメントレベルとは、歯周組織の破壊の程度を示す指標である。アタッチメントレベルは、CEJ(セメントエナメルジャンクション)からPb(ポケットボトム・ポケット底)までの距離で示される。
アタッチメントレベルは英語でattachment levelといい、付着レベルとも呼ばれる。

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歯周ポケットとアタッチメントレベルとの違い

歯周ポケットは歯周ポケットの深さを示すため、客観的に歯周組織の破壊の程度を表すことはできない。アタッチメントレベルを計測する指標となるCEJ(セメントエナメルジャンクション)は動かない基準となるため、歯周組織の破壊の程度を表すことができる。

臨床的アタッチメントレベル(CAL)とは?

臨床的アタッチメントレベル(CAL)とは、臨床的に測定したアタッチメントレベルのことである。臨床的アタッチメントレベルはクリニカルアタッチメントレベルとも呼ばれる。

アタッチメントロスとアタッチメントゲイン

アタッチメントレベルと密接に関連する歯科用語として、アタッチメントロス(付着の喪失)とアタッチメントゲイン(付着の獲得)がある。
アタッチメントロスは歯周疾患の進行や重症度の判定に用いることができ、アタッチメントゲインは歯周治療後の歯周組織の再生を臨床的に評価する指標となる。
アタッチメントロスとアタッチメントゲインについて次項で解説を行う。

アタッチメントロスとは?

アタッチメントロスとは、歯周組織が破壊された場合を言う。アタッチメントロスは、アタッチメント(付着)がロス(喪失)したということであり、歯周疾患によって歯周組織が破壊され、アタッチメントレベルが根尖側に移動することである。

アタッチメントゲインとは?

アタッチメントゲインとは、破壊された歯周組織が再生した場合を言う。アタッチメントゲインは、アタッチメントロスした歯周組織が歯周治療によって再生したことであり、アタッチメント(付着)がゲイン(獲得)したということである。アタッチメントゲインは付着の獲得とも呼ばれる。





「アタッチメントレベル」の文献・書籍など

【読み】

あたっちめんとれべる

【文献・書籍】

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

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