歯科用語集

2022年05月30日

ガイドグルーブ

「ガイドグルーブ」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

ガイドグルーブとは?

ガイドグルーブとは、支台歯形成時に予め削る厚さの溝を歯に掘ることです。つまりガイドグルーブの溝を横に広げれば切削量が一定になるという一工夫です。

全部金属冠の支台歯形成時のガイドグルーブ

全部金属冠の支台歯形成時のガイドグルーブは、まず近遠心の三角隆線部、最も深い部分である溝および最も高い部分である咬頭隆線部に形成します。次に機能咬頭の咬頭外斜面部にもガイドグルーブを形成し、 2面形成を行いやすくしておきます。ガイドグルーブ形成後は、バーを近遠心方向に動かしてガイドグルーブを押し広げるように切削します。

ラミネートベニアの支台歯形成時のガイドグルーブ

ラミネートベニアの支台歯形成時のガイドグルーブは、球形ポイントのシャンクを歯面に平行にして、均一な深さのガイドグルーブを形成していきます。
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