歯科用語集

2022年03月15日

リン酸亜鉛セメント

「リン酸亜鉛セメント」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

リン酸亜鉛セメントとは?

リン酸亜鉛セメントは歯科において、合着裏層材、築造、窩洞形成や覆髄処置を行ったあとの歯面の印象採得後から修復物が完成するまでの期間、あるいは感染根管治療を行なっている途中の根管を次の治療までの期間など歯科臨床ににおいて一時的に細菌や汚染物質、唾液などの侵入を防止するために封鎖が必要な場面は多々あります。そのような場面で一時的な封鎖(仮封)を行うために用いられる材料を仮封材といいます。">仮封材と呼びます。仮封は最低でも3mm~4mmの厚みを持たせた方が感染根管治療の予後が良いとされます。なお、仮封は英語でtemporary sealingといいます。">仮封に用いられるセメントです。リン酸亜鉛セメントの粉末には主に酸化亜鉛が含まれ、液剤には正リン酸水溶液が含まれています。
リン酸亜鉛セメントは、練和が難しいが、操作時間も適度であり、操作性が良く、硬化後の余剰セメントを取り除くことが簡単です。





リン酸亜鉛セメントの用法

リン酸亜鉛セメントの練和では分割練和法が奨められています。練板の上に、粉末を1/6、1/6、1/3、1/3の4分割し、金属スパチュラでそれぞれ順に練和して約90秒で練り上げます。こうすることでリン酸亜鉛セメントの練和で発生した熱を放散させ、硬化反応時間を適切に伸ばします。




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