歯科用語集
2022年3月16日

終末蝶番軸法

「終末蝶番軸法」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP

終末蝶番軸法とは?

終末蝶番軸法とは、終末蝶番運動の回転軸として下顎頭部に求められる軸が終末蝶番軸であり、このときの下顎位を義歯の咬頭嵌合位とする方法である。終末蝶番軸法に使用する装置は、ヒンジアキシスロケーターと呼ばれます。なお終末蝶番運動とは、「下顎を後退させる」「下顎頭を関節窩の中で最も後方に位置づける」という状態で開閉口運動を行わせたときの、下顎頭を中心とする安定した・蝶番的な開閉口運動のことです。終末蝶番運動は、自発的には「側頭筋の中・後腹線維の力強い収縮」「外側翼突筋の協調的緊張」のもとで行われることになります。終末蝶番運動路は、下顎の後方限界運動路に相当し、また下顎頭が関節窩内で主に回転を営む20〜30mmの運動範囲を利用し、この円弧に対する回転中心を求めます。このとき回転軸として下顎頭部に求められる軸が終末蝶番軸であります。
,

関連用語

PICK UP
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
© 2024 1D inc.
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
© 2024 1D inc.