歯科用語集
2022年3月16日

解剖学的人工歯

「解剖学的人工歯」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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解剖学的人工歯とは?

解剖学的人工歯とは、臼歯部人工歯を咬合面の形態で分けた時の種類の一つで、第一大臼歯の咬頭傾斜角が30°以上の人工歯のことをいいます。
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解剖学的人工歯の利点

解剖学的人工歯には、以下のような利点があります。
咀嚼能率の向上
咬合面による義歯の咬頭嵌合位への誘導機能がある
天然歯に近い審美性がある
義歯の咬合平衡が保たれやすい

解剖学的人工歯の欠点

解剖学的人工歯には、以下のような欠点があります。
偏心位での咬合調整に時間がかかる
義歯に推進現象を生じることがある
咬合関係に融通性がない

解剖学的人工歯と機能的人工歯の違い

解剖学的人工歯は咬頭傾斜角が30°以上のものであることに対し、機能的人工歯は咬頭傾斜角が20°前後のもので、機能性を重視した人工歯です。機能的人工歯は準解剖学的人工歯とも呼ばれています。

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