酸化亜鉛ユージノールセメント

「酸化亜鉛ユージノールセメント」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

酸化亜鉛ユージノールセメントとは?

酸化亜鉛ユージノールセメントとは、主成分のユージノール(液)が持つ水酸基と酸化亜鉛(粉)の亜鉛イオンがキレート結合することで硬化するセメントである。レジン重合を阻害するので、レジンの裏層には適さない。キレート結合は結合力が弱いためセメント強度は低く、歯質接着性もあまりない(この性質は仮封には適している)。また、ユージノールは弱い消炎鎮痛作用を有している。
酸化亜鉛ユージノールセメントと類似した組成を持つEBAセメント(強化型酸化亜鉛ユージノールセメント)の液には、ユージノールとエトキシ安息香酸(ethoxybenzonic acid : EBA)が含まれる。EBAの水酸基もユージノールと同様に亜鉛イオンとキレート結合する。



酸化亜鉛ユージノール印象材とは?

酸化亜鉛ユージノール印象材とは、酸化亜鉛とユージノールのキレート結合により硬化する非弾性の印象材である。無歯顎患者に対する精密印象や咬合採得の際に用いられる。



「酸化亜鉛ユージノールセメント」の文献・書籍など

【読み】

さんかあえんゆーじのーるせめんと

【文献・書籍】