ペリオドンタルメディシン(歯周医学)

「ペリオドンタルメディシン(歯周医学)」とは?歯科用語を解説
2019年10月23日

ペリオドンタルメディシン(歯周医学)とは?

ペリオドンタルメディシン(歯周医学)とは、歯周病と全身の健康との関連性を追求する分野のことである。ペリオドンタルメディシン(歯周医学)における、歯周病が関連すると報告された疾患は、以下のものが代表的である。
  • メタボリックシンドローム
    • 2型糖尿病
    • 動脈硬化・虚血性心疾患などの血管疾患
    • 慢性腎臓病
  • 1型糖尿病
  • 低体重児出産・早産
  • 誤嚥性肺炎
  • 骨粗鬆症

ペリオドンタルメディシン(歯周医学)の元となる「口腔内に原発する病巣感染が、二次的に全身疾患の原因となりうる」という考え方は、1910年代から提唱されていた。しかしこの概念は、科学的根拠が得られず長年が経過していた。

ペリオドンタルメディシン(歯周医学)により、近年歯周病は単純に口腔局所の感染症としてのみならず、細菌あるいは炎症性サイトカインなどの供給源として考えられている。その上で歯周病は、末梢の様々な臓器に影響を及ぼしうる軽微な慢性炎症と捉え直されている。

「ペリオドンタルメディシン(歯周医学)」の文献・書籍など

【読み】

ぺりおどんたるめでぃしん(ししゅういがく)

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.