歯科用語集

2021年11月24日

掌蹠膿疱症

「掌蹠膿疱症」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

掌蹠膿疱症とは?

掌蹠膿疱症とは、手のひらや足底に膿疱が繰り返し多発する皮膚疾患である。掌蹠膿疱症で見られる嚢胞は無菌性であり、そのため人にうつることはありません。

掌蹠膿疱症の症状

掌蹠膿疱症の主な症状は以下である。
  • 該当部位のかゆみ
  • 手のひらや足底に境界明瞭な紅斑、その上に栗ほどの大きさの嚢胞が密集
  • 嚢胞が治ってくると皮がむけたり、皮膚表面がカサカサ・ザラザラになる

掌蹠膿疱症の原因

掌蹠膿疱症の原因は、慢性の感染病巣や金属アレルギーであるとされている。口腔内の金属補綴物と掌蹠膿疱症の関わりも深いとされている。

掌蹠膿疱症の治療方法

掌蹠膿疱症の治療では、炎症症状を抑えるために副腎皮質ステロイド軟膏の塗布が為される。
また掌蹠膿疱症の原因として
慢性の感染病巣が疑われる場合:抗菌薬の投与
金属アレルギーが疑われる場合:口腔内の金属補綴物の除去




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