Eichnerの分類(アイヒナーの分類)

「Eichnerの分類(アイヒナーの分類)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月20日

Eichnerの分類(アイヒナーの分類)とは?

Eichnerの分類(アイヒナーの分類)とは、咬合支持域による歯の分類法である。分類を行うためには上下顎両方を診る必要があり、A群、B群、C群に大別される。
咬合支持域がある状態とは上下の歯が咬み合っている箇所が存在していることを指す。咬合支持域は左右の小臼歯部と大臼歯部で最大4か所存在することになる。各部位では、咬合する歯が1本でもあれば咬合支持域があるといえる。例えば4番が欠損していても5番が咬合していれば咬合支持域はあると言える。
Eichnerの分類




Eichnerの分類A群

Eichnerの分類のA群は、咬合支持域が4つ全て存在する状態である。1~3で細分類される。
  • アイヒナー分類 A1:上下顎ともに歯の欠損がない
  • アイヒナー分類 A2:片顎で欠損あり
  • アイヒナー分類 A3:上下顎ともに歯の欠損がある
    Eichnerの分類A群

Eichnerの分類B群

Eichnerの分類のB群は、1~4で細分類される。
  • アイヒナー分類 B1:咬合支持域が3つ存在する
  • アイヒナー分類 B2:咬合支持域が2つ存在する
  • アイヒナー分類 B3:咬合支持域が1つ存在する
  • アイヒナー分類 B4:咬合支持域は存在しないが、前歯部は咬合接触している


Eichnerの分類C群

Eichnerの分類のC群は、1~3で細分類される。全ての分類で咬合支持域は存在しない。
  • アイヒナー分類 C1:上下顎で残存歯があるが、すれ違っている
  • アイヒナー分類 C2:片顎が無歯顎
  • アイヒナー分類 C3:上下顎ともに無歯顎





「Eichnerの分類(アイヒナーの分類)」の文献・書籍など

【読み】

あいひなーのぶんるい

【文献・書籍】

著者/監修者情報
歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

義歯製作の症例リスト

【治療計画(保険のみ)】
80歳男性
特記すべき既往なし(降圧薬内服のみ)
主訴:前歯が取れた。
全顎的な治療を希望。
顎関節、機能障害なし。ペリオなし。
バイラテラルマニピュレーションでの誘導で左上3番が早期接触(写真8枚目)

自分なりに治療計画を立ててみました(11枚目)。
・若干の高さを付けた根面板することあるけど、右上2番がなくなるといよいよすれ違いになるから普通の根面板にして支持だけ負担する様にした方がいい。
・今回は抜歯+増歯に留めて、もう一回ダメになったときに上顎FDを作る。
・右上は残さない。
といった意見ももらいました。
他の先生方ならどのように治療していくのでしょうか?
宜しくお願い致します。

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