歯科用語集

2022年03月13日

プラークリテンションファクター

「プラークリテンションファクター」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

プラークリテンションファクターとは?

プラークリテンションファクターとは、歯垢・プラークを蓄積させる因子のことです。プラークリテンションファクターは歯周疾患のリスクファクターのうち、宿主因子に分類されます。プラークリテンションファクターが患者の口腔内に存在することで、歯周炎は増悪してしまいます。
プラークリテンションファクターは別名でプラーク蓄積因子とも言い、英語スペルはplaque retention factorです。




主なプラークリテンションファクターの種類

プラークリテンションファクターとなる因子の種類には、歯石や修復物、歯列不正や口腔粘膜の形態異常などがあります。プラークリテンションファクターとなる主な因子を以下に列挙します。
  • 歯石
  • 歯列不正
  • テンションリッジ(堤状隆起)が見られることがあります。鼻腔は鼻毛による空気中の異物の除去や粘膜による加湿の機能がありますが、口呼吸の場合はそれらの機能が果たさないため、呼吸器系の問題が生じてくることもあります。">口呼吸
  • 歯の形態異常
  • 食片圧入
  • 不適合修復物・不適合補綴物
  • 狭小な口腔前庭
  • 小帯高位付着

プラークリテンションファクター:歯石

プラークリテンションファクターとしての歯石は、歯石それ自体には為害性は無いが、歯石の表面が粗造であるためプラークが付着しやすく、歯周病の原因となります。

プラークリテンションファクター:歯列不正

歯並びの悪い歯列では、患者さんのプラークコントロールが困難になります。そのため歯列不正はプラークリテンションファクターとなります。

プラークリテンションファクター:テンションリッジ(堤状隆起)が見られることがあります。鼻腔は鼻毛による空気中の異物の除去や粘膜による加湿の機能がありますが、口呼吸の場合はそれらの機能が果たさないため、呼吸器系の問題が生じてくることもあります。">口呼吸

テンションリッジ(堤状隆起)が見られることがあります。鼻腔は鼻毛による空気中の異物の除去や粘膜による加湿の機能がありますが、口呼吸の場合はそれらの機能が果たさないため、呼吸器系の問題が生じてくることもあります。">口呼吸をしていると、口腔内は乾燥します。健常な口腔内では唾液の自浄作用によってプラークが洗い流されているため、テンションリッジ(堤状隆起)が見られることがあります。鼻腔は鼻毛による空気中の異物の除去や粘膜による加湿の機能がありますが、口呼吸の場合はそれらの機能が果たさないため、呼吸器系の問題が生じてくることもあります。">口呼吸により口腔が乾燥するとこの自浄作用が働かなくなります。そのためテンションリッジ(堤状隆起)が見られることがあります。鼻腔は鼻毛による空気中の異物の除去や粘膜による加湿の機能がありますが、口呼吸の場合はそれらの機能が果たさないため、呼吸器系の問題が生じてくることもあります。">口呼吸もプラークリテンションファクターとなります。

プラークリテンションファクター:歯の形態異常

エナメル突起や根面溝などの歯の形態異常がある場合は、そこが不潔になるためプラークコントロールが困難になります。そのため歯の形態異常はプラークリテンションファクターとなります。

プラークリテンションファクター:食片圧入

食片圧入とは、食物が歯間部に押し込まれている状態のことです。食片圧入もプラークリテンションファクターとなります。

プラークリテンションファクター:不適合修復物・不適合補綴物

プラークリテンションファクターとしての不適合修復物・不適合補綴物には、歯冠部の豊隆の形態(カントゥア)やマージンの形態によって、プラークが付着しやすいため歯周病の原因となります。

プラークリテンションファクター:狭小な口腔前庭、小帯高位付着

口腔前庭や上唇小帯、下唇小帯、頬小帯などの口腔粘膜の形態異常はプラークコントロールを困難にするため、プラークリテンションファクターとなります。




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