乳歯晩期残存とは?
乳歯晩期残存とは、生理的に乳歯が脱落する時期を過ぎても脱落せずに口腔内に残ることです。
乳歯晩期残存の特徴
乳歯晩期残存の特徴を以下に示します。
- 低位乳歯には起こりやすい。
- 永久歯の異所萌出の原因になる。
- 永久歯の萌出遅延の原因になる。
- Down症候群の患者には起きやすい。
- 鎖骨頭蓋異形成症の患者には起きやすい。
乳歯晩期残存の対処法
晩期残存乳歯は抜歯を行います。その際、参考にするのは反対側の同名歯です。反対側の同名歯がすでに生理的に交換している場合は咬合誘導の観点から抜去を検討します。