歯科用語集
2022年3月15日

PMA指数(PMA Index)

「PMA指数(PMA Index)」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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PMA指数(PMA Index)とは?

PMA指数(PMA Index)とは、歯肉炎症の広がり状態を示す指標のことを指します。1948年Schour&Masslerによって提唱されました。


PMA指数(PMA Index)の評価法

PMA指数(PMA Index)は上下顎前歯部(右3番〜左3番)の歯肉を3部位に分け、炎症があれば1点として評価し、合計した数値がPMA Indexの値となります。
  • P(Papillary Gingiva):乳頭歯肉
  • M(Marginal Gingiva):辺縁歯肉
  • A(Attached Gingiva):付着歯肉
スコアは0〜34となるが、欠損歯がある場合には変化します。

PMA指数(PMA Index)の歴史

Schour&Masslerが1948年に歯肉炎の広がりを示す指標としてPMA Indexを発表、翌1949年には前歯部のPMAをもって全顎の歯肉炎を代表できると提唱しました。疫学的調査に応用されて以来、この簡略法が広く応用されています。

1971年に日本大学歯学部山田らは、前歯部に上下顎の第1大臼歯を加えたPMA Indexが、より正しく全顎を代表し得ることを報告しました。この方法による調査成績を第20回口腔衛生学総(1971)に報告した際、前歯と臼歯併用法という意味でPAM Index AM法と称しました。

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