ブラケットアンギュレーションとは?
ブラケットアンギュレーションとは、歯軸に対するブラケットの溝、またはバッカルチューブの傾斜角度のことである。
臨床におけるブラケットアンギュレーション
ブラケット溝(スロット)の高さは切歯においては切縁、犬歯・小臼歯は頬側咬頭頂、大臼歯は近心頬側咬頭から設定する。
傾斜は、ブラケット溝が、切歯においては切端に平行になるように、犬歯・小臼歯では歯軸と垂直になるように、小臼歯・大臼歯では近遠心の辺縁隆線と平行になるように、それぞれブラケットアンギュレーションを付与することになる。