石膏系埋没材

「石膏系埋没材」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月26日

石膏系埋没材とは?

石膏系埋没材とは、ワックスパターンを埋没し鋳型を製作するための耐火性を持った材料の埋没材の一種で、シリカゾル系埋没材リン酸塩系埋没材と区別される。
石膏系埋没材は、耐火性、過熱膨張性があるシリカに結合する材料として石膏が用いられている埋没材である。銀合金、金合金のように低・中溶合金の鋳造に用いられる。



石膏系埋没材の種類

石膏系埋没材は、配合されるシリカによって以下の2種類に分別される。
  • 石英埋没材
シリカが石英である石膏系埋没材で、石英埋没材の変態温度は500~600℃急激な膨張をおこす。
  • クリストバライト埋没材
シリカがクリストバライトである石膏系埋没材で、クリストバライト埋没材は200~300℃で変態をおこし、急激に膨張する。融点が1200℃以下の歯科用合金の鋳造に使用される。






「石膏系埋没材」の文献・書籍など

【読み】

せっこうけいまいぼつざい

【文献・書籍】

『保存修復学 第6版』, 千田彰ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.
『スタンダード歯科理工学一生体材料と歯科材料一 第5版』, 楳本貢三ら, 株式会社学建書院, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。