歯科用語集
2021年11月24日

唾液腺腫瘍

「唾液腺腫瘍」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和7年度補正予算で歯科診療所に一律32万円の支援金

唾液腺腫瘍とは?

唾液腺には大唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)と、小唾液腺(口唇腺・頬腺・臼歯腺・前舌腺・後舌腺・エブネル腺)があるが、その唾液腺に生じた腫瘍のことを「唾液腺腫瘍」という。



良性唾液性腫瘍と悪性唾液性腫瘍

唾液腺腫瘍には良性唾液性腫瘍と悪性唾液性腫瘍がある。次項で、良性唾液性腫瘍・悪性唾液性腫瘍のそれぞれの疾患名について整理していく。

良性唾液性腫瘍の種類

良性の唾液腺腫瘍である良性唾液性腫瘍には、以下のような種類がある。
  • 多形腺腫
  • Wartin腫瘍(ワルチン腫瘍)
  • 筋上皮腫
  • 基底細胞腺腫
  • オンコサイトーマ
  • 細管状腺腫
  • 脂腺腺腫
  • リンパ腺腫
  • 導管乳頭腫
  • 乳頭状唾液腺腺腫
  • 嚢胞腺腫

悪性唾液性腫瘍の種類

悪性の唾液腺腫瘍である悪性唾液性腫瘍には、以下のような種類がある。
  • 腺房細胞癌
  • 粘表皮癌
  • 腺様嚢胞癌
  • 上皮筋上皮癌
  • 多形腺腫由来癌
  • 転移性多形腺腫
  • 明細胞癌
  • 基底細胞腺癌
  • 唾液腺導管癌
  • 腺癌
  • 脂腺癌
  • 脂腺リンパ腺癌
  • 嚢胞腺癌
  • 低悪性度篩状嚢胞腺癌
  • 粘液腺癌
  • オンコサイト癌
  • 筋上皮癌
  • 扁平上皮癌
  • 小細胞癌
  • 大細胞癌
  • リンパ上皮癌
  • 唾液腺芽腫


1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連ニュース

オンコサイトの理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と診断のポイント

オンコサイトの理解と臨床応用。歯科医師・歯科衛生士が知っておくべき症例と診断のポイント

オンコサイトとは何かオンコサイトは、腫瘍細胞に特有の形態的特徴を持つ細胞であり、主に腫瘍の診断や治療において重要な役割を果たす。これらの細胞は、通常の細胞よりも大きく、細胞質が豊富で、核が異常に大きいことが特徴である。歯科領域においても、口腔内の腫瘍や病変の診断において、オンコサイトの存在が重要な指標となる。オンコサイトの臨床的意義オンコサイトは、腫瘍の種類や進行度を判断するための重要な要素である。特に、口腔内の腫瘍においては、早期発見が治療成績に大きく影響するため、歯科医師や歯科衛生士は、オンコサイトの特徴を理解し、適切な診断を行う必要がある。具体的には、病理学的検査や細胞診断を通じて、腫瘍の性質を評価し、治療方針を決定する際の判断材料となる。オンコサイトの診断手順オンコサイトの診断には、いくつかの手順がある。まず、患者の口腔内を詳細に診査し、異常な病変を特定する。次に、病変からの細胞サンプルを採取し、細胞診断を行う。この際、細胞の形態や配列、核の特徴を観察することが重要である。さらに、必要に応じて組織生検を行い、病理学的な評価を行うことで、より正確な診断が可能となる。オンコサイトに関連する症例実際の臨床において、オンコサイトが関与する症例は多岐にわたる。例えば、口腔扁平上皮癌や唾液腺腫瘍などが挙げられる。これらの症例では、オンコサイトの存在が腫瘍の悪性度を示す重要な指標となるため、早期の診断と適切な処置が求められる。歯科医師や歯科衛生士は、これらの症例に対する理解を深め、患者に対して適切な情報提供を行うことが重要である。オンコサイトのメリットとデメリットオンコサイトを用いた診断には、いくつかのメリットとデメリットが存在する。メリットとしては、早期発見が可能であること、腫瘍の性質を評価しやすいことが挙げられる。一方で、デメリットとしては、誤診のリスクや、細胞診断だけでは診断が確定できない場合があることが挙げられる。したがって、診断には慎重な判断が求められる。注意点と今後の展望オンコサイトの診断においては、注意が必要な点がいくつかある。特に、異常な細胞が必ずしも悪性であるとは限らないため、慎重な判断が求められる。また、最新の研究成果を踏まえた診断技術の向上が期待されており、今後の歯科臨床においても、オンコサイトの理解がますます重要になると考えられる。歯科医師や歯科衛生士は、常に最新の情報を取り入れ、患者に対して最適な治療を提供することが求められる。
1D編集部
2024年6月1日
嚢胞腺腫の診断と処置。歯科臨床で役立つ症例と術式の判断ポイント

嚢胞腺腫の診断と処置。歯科臨床で役立つ症例と術式の判断ポイント

嚢胞腺腫とは何か嚢胞腺腫は、主に唾液腺に発生する良性の腫瘍である。通常、無痛性の腫瘤として認識され、口腔内や顎部に見られることが多い。嚢胞腺腫は、腺組織から発生するため、腺腫の一種とされる。臨床的には、唾液腺の機能に影響を与えることは少ないが、外見上の問題や、場合によっては感染を引き起こす可能性があるため、早期の診断と適切な処置が求められる。嚢胞腺腫の症状と診断方法嚢胞腺腫の主な症状は、無痛性の腫瘤であり、通常はゆっくりと成長する。診断は、臨床所見に加え、画像診断(CTやMRI)や細胞診を用いて行われる。特に、超音波検査は非侵襲的であり、嚢胞の性状を評価するのに有用である。診断においては、悪性腫瘍との鑑別が重要であり、必要に応じて組織生検を行うこともある。嚢胞腺腫の処置と術式嚢胞腺腫の処置には、外科的切除が基本である。腫瘍の大きさや位置に応じて、部分切除または全切除が選択される。手術は通常、局所麻酔下で行われ、術後の合併症を最小限に抑えるために、慎重な手技が求められる。切除後は、病理検査を行い、腫瘍の性質を確認することが重要である。術後のフォローアップも必要であり、再発の有無を定期的に確認することが推奨される。嚢胞腺腫の症例と臨床的考察臨床においては、嚢胞腺腫の症例は多岐にわたる。例えば、30代の女性患者において、下顎の無痛性腫瘤が発見されたケースでは、超音波検査により嚢胞腺腫が疑われ、外科的切除が行われた。術後の病理検査で良性と確認され、患者は経過観察に移行した。このように、早期の診断と適切な処置が、患者の予後を大きく左右することがある。嚢胞腺腫の治療における注意点嚢胞腺腫の治療においては、いくつかの注意点が存在する。まず、腫瘍の正確な診断が不可欠であり、悪性腫瘍との鑑別を怠ってはならない。また、手術時には周囲の組織への影響を最小限に抑えることが求められる。術後の感染や出血のリスクも考慮し、適切なアフターケアを行うことが重要である。さらに、再発の可能性についても患者に説明し、定期的なフォローアップを行うことが望ましい。まとめ嚢胞腺腫は、良性の唾液腺腫瘍であり、早期の診断と適切な処置が重要である。外科的切除が基本的な治療法であり、術後のフォローアップも欠かせない。歯科医師や歯科衛生士は、嚢胞腺腫の症状や診断方法、処置に関する知識を深め、臨床での対応力を高めることが求められる。
1D編集部
2024年6月1日

関連用語

レジン修復 (238)

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
【速報】令和7年度補正予算で歯科診療所に一律32万円の支援金
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
1D - 歯科医師/歯科技師/歯科衛生士のセミナー視聴サービスなら
© 2026 1D inc.