咬合性外傷・外傷性咬合

「咬合性外傷・外傷性咬合」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年12月05日

咬合性外傷・外傷性咬合とは?

咬合性外傷・外傷性咬合とは、咬合によって歯および歯周組織に損傷が与えられることである。外傷性咬合という「原因」によって、咬合性外傷という「結果」が生じるため、両者の使い分けに注意しなければならない。
歯周疾患が存在する口腔内に外傷性咬合・咬合性外傷が認められる場合には、病変が急速に進行することが多い。



咬合性外傷とは?

咬合性外傷とは、咬合することによって歯および歯周組織に生じる外傷のことである。咬合性外傷は英語ではocclusal traumaという。咬合性外傷は早期接触や咬合干渉、ブラキシズムによって生じることが多い。

外傷性咬合とは?

外傷性咬合とは、咬合性外傷を生じさせる咬合のことである。外傷性咬合は英語ではtraumatic occlusionという。

咬合性外傷・外傷性咬合の症状

咬合性外傷および外傷性咬合では、次のような症状、所見が認められる。
  • 歯の動揺
  • 歯の病的移動
  • 深い歯周ポケットの形成
  • 著しい咬耗
  • 顎運動の異常
  • 咀嚼筋や顎関節の疼痛
  • 歯根膜腔の拡大
  • 歯槽骨の垂直性骨吸収
  • 歯槽硬線の消失
  • 歯槽硬線の肥厚
  • 歯根吸収
  • セメント質の肥厚






「咬合性外傷・外傷性咬合」の文献・書籍など

【読み】

こうごうせいがいしょう・がいしょうせいこうごう

【文献・書籍】

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

歯周基本治療の症例リスト

主訴:左上4痛い
欠損補綴はインプラント以外希望
審美面は特に強い要望なし、喫煙多い、過去に欠損補綴の既往歴はなし
左側臼歯部の早期接触によるCRとICPのズレを原因とする咬合性外傷を伴う慢性歯周炎と診断し、その後、本人の希望もあり、左上45抜歯、上下ともに保険義歯を作成し、初期治療中です。
治療方針等何かあればご教授お願いいたします。

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