コロナルリーケージ

「コロナルリーケージ」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月24日

コロナルリーケージとは?

コロナルリーケージとは、「歯冠部から根管への微小漏洩のこと」である。コロナルリーケージは、根管治療・歯内療法が終了した歯の歯冠側から口腔内細菌が侵入し、その歯の根管が再感染を起こしてしまうため、近年注目されている概念である。




コロナルリーケージ = 歯冠側漏洩

コロナルリーケージの英語スペルはcoronal leakageであり、直訳すると「歯冠側の漏洩」である。なお、根管充填剤の隙間を細菌が通過することも、広義ではコロナルリーケージという。

コロナルリーケージの原因

コロナルリーケージの原因としては、感染根管治療中の不確実な仮封や仮封の脱離、不良な根管封鎖、不適切な支台築造、不適合修復・補綴物などが挙げられる。

コロナルリーケージの予防

コロナルリーケージを防ぐために、根管口や歯冠歯髄腔を接着性材料で封鎖しようという試みがなされている。





「コロナルリーケージ」の文献・書籍など

【読み】

ころなるりーけーじ

【文献・書籍】

『エンドドンティクス 第2版』, 興地隆史ら, 株式会社永末書店, 2018.
『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012.
『新・楽しくわかるクリニカルエンドドントロジー』小林千尋, 医歯薬出版株式会社, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

感染根管治療の症例リスト

【コロナルリーケージ】
先日抜去した破折歯を見ていて面白いなーと思うことがあった。
上顎の4番、2根ともシングルポイントでシーラーもボソボソ、けっして上手い根充というわけではないと思いますがB根根尖を見るとメインポイントでしっかりテーパーロックかかっているからかそれより根尖側は汚染がありませんでした。
示唆的だな、と。現場からの報告は以上です。

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