永久固定とは?
永久固定の目的
永久固定の目的は、以下のように整理されます。
- 咬合力の多数歯への分散
- 歯の病的移動の防止
- 歯の挺出の防止
- 食片圧入の防止
- 咬合の安定による咀嚼機能の回復
- 歯周組織を安静にする
永久固定の適応症
永久固定は、歯が高度に動揺しており、その歯の動揺が歯周組織に対して過度な外傷性因子となるリスクのある症例に対して適応されます。
永久固定の予後
永久固定は固定後のプラークコントロールや二次う蝕・二次カリエスの防止といった管理が必要です。永久固定後も引き続いて定期的な歯科医院におけるメインテナンスが重要となります。