エナメルプロジェクション(エナメル突起)

「エナメルプロジェクション(エナメル突起)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月15日

エナメルプロジェクション(エナメル突起)とは?

エナメルプロジェクション(エナメル突起)とは、セメント-エナメル境から根分岐部方向へ突出したエナメル質の突起のことである。




エナメルプロジェクション(エナメル突起)の出現頻度と好発部位

エナメルプロジェクション(エナメル突起)は30〜50%の割合で頰側に見られる。またエナメルプロジェクション(エナメル突起)は下顎第一大臼歯で最も多く見られる。

エナメルプロジェクション(エナメル突起)の分類

エナメルプロジェクション(エナメル突起)は、セメント-エナメル境から根尖方向への突出具合で3つに分類される。エナメルプロジェクション(エナメル突起)のこの分類はMastersらの分類と呼ばれる。
  • Ⅰ級:セメント-エナメル境から根分岐部への軽度な突出
  • Ⅱ級:中等度の突出
  • Ⅲ級:コン分岐部に達する突出

エナメルプロジェクション(エナメル突起)とエナメル滴(エナメル真珠)の違い

エナメルプロジェクション(エナメル突起)とエナメル滴(エナメル真珠)の違いは、エナメル滴(エナメル真珠)は歯根部に出現する異所性エナメル質であり、歯冠と根分岐部の連続性はないという点にある。またエナメル滴(エナメル真珠)の出現頻度はまれである。





「エナメルプロジェクション(エナメル突起)」の文献・書籍など

【読み】

えなめるぷろじぇくしょん(えなめるとっき)

【文献・書籍】

・『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.
・『歯周治療プラクティスマニュアル』, 五味一博士, 永末書店, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

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